実家に70年近く前からあり、その圧倒的存在感から引っ越しのたびに持ち歩いていた「ナポレオン」の関連書籍です。全盛期だった皇帝ナポレオン1世の命取りとなった有名な「1812年のロシア・モスクワ侵攻と敗退」についての記録文とこれも大型の56枚の挿絵で構成されており、写真のなかったこの時代、ビジュアル面でもロシア戦役での敗退、退却の様子がリアルに想像できる構成になっています。⚫︎状態…写真でご確認ください何十年も自宅保管していたことからか、経年劣化も激しく、色褪せや染みの他、ページを大きく開こうとすると、綴じ部分が乾燥で剥がれるという状態です。このような状態をご承知の上で、「ナポレオン」や「ロシア戦役」を研究なさっている方、古い洋書をインテリアやディスプレイして使われる方、あるいはお好きな挿絵を外して額装したり、コレクションとして楽しもうと思われる方にご検討いただければ幸いと思い、出品させていただきました。[概要]⚫︎表題:「La campagne de Russe 1892 (邦題:ロシア戦役1892)」⚫︎著者:ナポレオンの側近であった伯爵フィリップ・ド・セギュール将軍(1753〜1830)歴史家、外交官、アカデミー・フランセーズ会員⚫︎印刷出版:LAPINA & FILS ÉDITEURS パリ、フランス注)出版年は現在問い合わせ中⚫︎内容:ナポレオンの側近として従軍したセギュール将軍の視点で描かれたロシア戦役の主だった戦い、モスクワ侵攻と冬将軍にみまわれての悲劇的な敗退の報告/記録です。⚫︎特徴…挿絵全56枚の挿絵のうち、53枚はこの本のために複製されました。その大部分はサンクト・ペテルブルグの冬の宮殿に収められていましたが、この本の出版に当たり当時のロシア皇帝の特別許可を得て初めてLAPINA社で印刷されたと写真④下部に記載されています。挿絵は著名な従軍画家18人によって描かれています(写真③、④)※描かれている主な題材・スモレンスクの戦い・ボロジノの戦い・モスクワ炎上・雪中行軍、他[詳細・サイズ]素人計測・総ページ数…140ページ・言語…フランス語・挿絵数…56枚・縦…39cm・横…28cm・厚さ…約5cm・重さ…3.7kg#Napoleon#ナポレオン一世#ロシア皇帝アレクサンドル一世